こんな人向けの記事です
- 曲の覚え方がわからないドラム初心者の人
- 練習時間があまりとれないので、効率よく曲が叩けるようになりたい人
- 1曲叩けるようになるのに時間がかかりすぎて困っている人
2018年5月にドラムを習い始めたアスウツです。
1年以上たちましたが、なかなか初心者マークがとれなくて毎日練習に励む日々です(笑)
この記事を読んでくださっているのは社会人の人だと思いますが、思うように練習時間がとれなくて悩んでいませんか?
1曲叩けるようになるまでにすごく時間がかかってしんどくなっていませんか?
わたしは今、スピッツの『空も飛べるはず』という曲の練習をしていますが
「これなら簡単かな????」と油断して挑戦しましたが、蓋を開けてみるとなかなかフィルインが覚えられず苦戦しております。
今回は、初心者のわたしが曲を覚える時にどんな手順で練習しているのか簡単にまとめてみました!
曲がなかなか覚えられなくて悩んでいる皆さんに、少しでも参考にして頂ける内容かと思います☆彡
ぜひ、いい所だけ盗んで練習ネタとしてあなたの糧にしちゃってくださいね!!
曲を叩けるようになるまでの手順(具体例)
- 自分のレベルに合った曲を選ぶ
- 曲が決まったら音源と楽譜を用意する
- 曲を何度も聴いて覚える
- 曲全体のビートを覚える
- 叩き方がわからないフィルインをチェックしておく
- レッスン時に先生に頼んで叩き方がわからないフィルインの演奏動画をとらせてもらう
- 先生の演奏動画を観てフィルインの手順を楽譜に書き込む
- 先生の演奏動画を観ながらフィルインのリズムを言葉にする
- 言葉にしたフィルインのフレーズを歌いながら体の動きと一緒に覚える
- 上記のやり方でわからないフィルインをひとつひとつ叩けるようにする
- わからないフィルインが一通り叩けるようになったら頭から通して練習する
- 通しで叩けるようになったら少しずつ速度を上げて練習する
自分のレベルに合った曲を選ぶ
これ、めちゃくちゃ大事です!!
自分のレベルに合った曲選び!
背伸びして、無理やり自分のレベル以上の曲を選んでも叩けませんよ!!
え~、ロックで速いテンポの曲、カッコイイから叩きたいじゃん。いけず~。
確かに、気持ちはわかります(笑)
でも、初心者にとって一番大事なのは簡単でも叩ける曲を増やして少しずつレベルアップしていくこと!!
カッコイイ、叩きたい、という理由だけで曲を選ぶのはやめましょう!!
自由に曲を選ぶのは、上手になってから思う存分できます。
上達すれば、カッコイイ曲なんて叩けるようになりますから。
初心者さんは焦らずいきましょう!
ちなみに私は現在、スピッツの『空も飛べるはず』にチャレンジ中です。
簡単そうだったのでこの曲を選んだのですが・・・、意外と難しくて苦戦中です。
曲が決まったら音源と楽譜を用意する

曲が決まったら音源と楽譜を用意するのですが、私はいつもiTunesストアで購入しています。
楽譜は耳コピで採譜することもありますし、ネット通販で購入したりもします。
楽器屋さんに行って楽譜を見てから買うのもオススメですよ。
ちなみにスピッツの『空も飛べるはず』はネット通販のスコアパレードさんで購入しました☆彡
初心者さんにとって耳コピは難しいかもしれませんが、ゆくゆくはできるようになったほうが楽譜代を節約できるのでオススメです!
曲を何度も聴いて覚える
曲の練習を始めると同時に毎日エンドレスで聴くようにしています。
通勤時間や昼休みは必ず聴いていますね。
曲の構成を考えながら聴くとより早く覚えることができます。
曲の構成とは、イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ・間奏などです。
詳しくはこちらをどうぞ⇒Aメロ?Bメロ?「Love so sweet」で解説!
曲全体のビートを覚える
私が選んだスピッツの『空も飛べるはず』の場合ですが、曲全体のビートは「8ビート」です。
8ビートが叩ければこの曲は8割がた叩くことができるということですね。
残りの2割は8ビート以外のちょっとした変化やフィルインなどです。
ポップスはだいたい8ビートが多いので、初心者さんはまず8ビートをマスターするところから始めると色んな曲がたたけるようになって楽しいです☆彡
叩き方がわからないフィルインをチェックしておく
叩き方がわからない部分や難しいフィルインはチェックしておき、とりあえず曲全体を叩けるようにしてしまいます。
ざっくり曲全体を叩けるようにしてしまい、叩き方がわからないような細かい部分はあとでレッスン時に先生に聞くことにします。
先生に頼んで叩き方がわからないフィルインの演奏動画をとらせてもらう
あらかじめ叩き方がわからなくてチェックしておいた部分は先生に演奏してもらい、動画をとります!
動画をとっておかないと、その場ではわかったつもりになっても自宅に帰って練習しようとしたときに忘れてしまうことってよくあるんですよね・・・(笑)
動画があれば何度も繰り返し叩き方を見ることができるので、めちゃくちゃ重宝しますよ!!
レッスンに通っていないのであれば、YouTubeで動画を探して叩き方を覚える方法もアリですよ!
使えるものは全て使いましょう!
先生の演奏動画を観てフィルインの手順を楽譜に書き込む
フィルインの手順を楽譜に書き込むときは、
右手で叩く⇒R、左手で叩く⇒L、と英語で記入します。
手順を書いておかないと、毎回叩き方が違ってしまい覚えるのに時間がかかるので書いておいたほうが早く覚えることができます!!
先生の演奏動画を観ながらフィルインのリズムを言葉にする
楽譜に手順を書き込めたら、次にフィルインのリズムを言葉にします。
「ツータンタカトンシャーン」とか「タカツクタカトンシャーン」など自分で覚えやすい言葉でかまいません。
参考までにこちらの記事をどうぞ⇩
ラーメン食べ過ぎのリズムで学ぶ楽譜 「最強の覚え方」考案者に聞いた
言葉にしたフィルインのフレーズを歌いながら体の動きと一緒に覚える

さきほど言葉にしたフィルインのフレーズを歌いながら、実際にドラムをゆっくり叩いて練習します!
歌いながら叩くことで叩き方を忘れてしまうのを防ぐ効果があります。
『歌えないリズムは叩けない』といいますから、まず叩くことよりも歌えるようになることが第一ですね!!
わたしも実際にリズムを歌いながら練習していますが、歌いながら練習しないとすぐに忘れてしまいます(笑)
身体の細胞に染み込むまで歌って叩いて覚えましょう☆彡
上記のやり方でわからないフィルインをひとつひとつ叩けるようにする
これまでご説明した手順でわからないフィルインを『ひとつひとつ』地道に練習していきます。
ここで大事なのは絶対に『ひとつずつ』やることです!!
1回の練習で1個のフィルインを覚えるようにしましょう。
翌日同じフィルインを叩こうと思っても見事に忘れてますから(笑)
1回に2個、3個のフィルインを覚えようとしても無理ですよダンナ!
初心者は1個覚えるだけでもヒーヒーしてるんですから。
まず1個のフィルインを叩けることを目標に練習です!
焦らずいきましょう(#^.^#)
わからないフィルインが一通り叩けるようになったら頭から通して練習する
叩き方のわからないフィルインが一通り叩けるようになれば、ここでやっと曲の通し練習をすることができます。
ここでも無理せずゆっくりテンポから始めましょう。
覚えたフィルインが叩けるくらいのテンポからスタートです。
曲をいつくかに区切って繰り返し練習します。
⇩曲の速度を変えられる無料アプリの紹介記事はこちらをどうぞ⇩
通しで叩けるようになったら少しずつ速度を上げて練習する

通しでなんとか最後まで叩けるようになったら原曲のテンポに少しずつ近づけていきます。
テンポを上げるとフィルインでつまづくようなら、つまづかないテンポで何度も練習してみてくださいね。
テンポを上げたり下げたりして何度も練習すると少しずつ身体が慣れてきますよ!!
忙しい人の為のスキマ時間活用法
- 通勤などの移動中は、曲をひたすら聴いて覚える
- 昼休みなど休憩中は、叩き方がわからないフィルインの動画をひたすら見て覚える
社会人だとなかなか練習時間をとれなくて困るという人もいると思います。
そんな方はぜひスキマ時間を使ってできることを頑張ってみてください。
通勤などの移動中は曲をひたすら聴いて覚えることはできますよね?
昼休みなどのまとまった時間があれば、先生が演奏してくれた動画をひたすら見て叩き方を覚えることもできます。
大変だと思いますが、少しずつ練習して叩けるようになってくださいね☆彡
練習したもん勝ちですよ!
どうしても曲が叩けなくて困った時は

どれだけ練習しても、何度やっても曲が叩けない・・・。
身体が思うように動かせない・・・。
そんな時は、いったんその曲を練習するのをやめて他のもっと簡単な曲に挑戦してみましょう!
私がそうなんですけど、難しいけどどうしても叩きたい曲があって無理やり挑戦してしまうことがあるんですよね・・。
その気持ちめっちゃわかります!!
でも案の定、難しすぎて叩けるようにならない、技術的に追いつかない(涙)
自分のレベルの低さを痛感する瞬間です・・・。
でもいいじゃないですか、今は難しくたってコツコツ練習を重ねてレベルアップしていけばいつか叩けるようになるんですから!!
今の自分には無理でも、これから叩けるように頑張っていけばいいだけなんですから!
無理せず楽しくやりましょう☆彡
まとめ
曲が叩けるようになるまでの手順
- 自分のレベルに合った曲を選ぶ
- 曲が決まったら音源と楽譜を用意する
- 曲を何度も聴いて覚える
- 曲全体のビートを覚える
- 叩き方がわからないフィルインをチェックしておく
- レッスン時に先生に頼んで叩き方がわからないフィルインの演奏動画をとらせてもらう
- 先生の演奏動画を観てフィルインの手順を楽譜に書き込む
- 先生の演奏動画を観ながらフィルインのリズムを言葉にする
- 言葉にしたフィルインのフレーズを歌いながら体の動きと一緒に覚える
- 上記のやり方でわからないフィルインをひとつひとつ叩けるようにする
- わからないフィルインが一通り叩けるようになったら頭から通して練習する
- 通しで叩けるようになったら少しずつ速度を上げて練習する
いかがでしたか?
初心者はひとつひとつ覚えるのがゆっくりペースですから、焦らず腐らずやっていきましょうね!
私もなかなか曲が覚えられなくて、毎日これでもかっていうくらい繰り返し練習しています(笑)
がんばってドラムを続けていれば、初心者を抜けることは必ずできますからそれまでコツコツ楽しく続けていきましょうね!!
応援しています☆彡