最近、1年半使い続けていた『電子ドラム』を売ってしまったアスウツです!
今回はドラム初心者なら誰もが直面するであろうお悩み、
『電子ドラムを買うか迷ってる』『電子ドラムって上手くなるの?』
というお悩みを抱えているアナタの為に記事を書いてみました☆彡
私のリアルな体験談なので是非参考にしてくださいね。
目次
電子ドラムでも上手くなります!
電子ドラムで練習すると下手になるって聞いたんですけど・・・やっぱりそうなの?
電子ドラムは買わないほうがいいって聞きました・・・でも他に自宅で練習できる方法がない(泣)
なーんていう人、実は多いのではないでしょうか?
ネットで調べると『電子ドラムは買わないほうがいい』っていう記事がけっこー多いのですよね(笑)
そんな情報に流されて、やっぱりやめようと思われている人も多いことと思います。
でもでもっ!!ちょっと待って!!
アスウツの意見としては、電子ドラムでも上手くなると思っていますよ!!
私自身購入するまでは色々と悩みましたが、買って良かったと心から思っています。
電子ドラムのメリットは何と言っても、いついかなる時でも周りを気にせず自由に叩けることです!
初心者にとって一番大事なのは、何よりも毎日楽器に触って練習することですからね!!これを叶えてくれるのはやはり電子ドラム!マジ最強ですよ(笑)
ただ、おもちゃっぽい作りではなく、できるだけリアルに近い作りの電子ドラムを買ったほうがいいです。せっかく買うならできる限り生のドラムに近いものがいいですから。
アスウツが購入したのはRolandの『TD-17KVX-S』

ただ~し!やはり電子ドラム・・・・・。限界はあるにきまっている!!
少しずつ上達していくにつれて、だんだんと練習のやりにくさも感じるようになってくるんですよね。そりゃそーだ(笑)
電子ドラムはあくまで電子ドラム、生のドラムとは違うと納得した上で使っていました。
- 手足の動きが練習できればいい
- 毎日楽器に触ることができればいい
- 電子ドラムでできないところはレッスン時に生のドラムで練習する
こんな感じで目的を絞っていたので、電子ドラムでも何の問題もありませんでしたよ!
電子ドラムを購入する際は、練習目的をはっきりさせると迷わずに決めることができますね!
1年半使って感じた電子ドラムの限界とは?
ドラムを習い始めて1年半くらいたつと、少しずつ感じるようになってきたイライラ・・・。
それは『電子ドラムでできる練習の限界』を感じるイライラなんです・・・。
だんだんできることも増え、細かい動きの練習とかもするようになるんですよね。例えばハイハットの細かい動かし方、ライドシンバルの微妙なニュアンスとか・・・
細かい部分をちゃんと叩きたくなってくるし、そういう曲に挑戦するようにもなる。
jazzの曲を練習する時にスイープの練習ができなかったり・・(涙)
スイープってこういうやつです⇓
つまり・・・電子ドラムでできることの限界をひしひしと感じるようになります。
電子ドラムでできないこと3つ
- ハイハットの微妙な開き具合の練習ができない(ハイハットシンバル1個しかついてないので)
- 良い音を出すための練習ができない(どこを叩いても同じ音がでるので)
- スイープの練習ができない(メッシュなのでブラシがスイスイ動かせないし、そもそもブラシの音がでない)
つまり、上達すればするほどより細かいニュアンスや動きを練習したくなるから電子ドラムでは限界がくるんですよね~。
でもでもっ!だからって電子ドラムがダメって訳じゃないんです。このようなデメリットでも工夫次第で極限まで減らすことはできるんですよ~!!
電子ドラムのデメリットを極限まで減らす方法
先ほどあげた『電子ドラムでできない3つのこと』を改善する方法を考えてみますとこんな感じになります!!
改善可能なのは、①と③ですね。
- ハイハットの微妙な開き具合の練習ができない⇒消音のシンバルを買ってとりつける
- 良い音を出すための練習ができない⇒これは改善不可能!生ドラムを触るしかない
- スイープの練習ができない⇒スネアを買って練習する
ハイハットの微妙な開き具合の練習ができない
電子ドラムの場合、ハイハットシンバルが上下のセットではなく1枚だけの場合が多いです。だから、電子ドラムだとハイハットのオープン・クローズの微妙な足の動きの練習とかができないんですよね。

だから、本物のハイハットシンバルを買ってしまう!というやり方なのですが・・
「えええ!本物のハイハットシンバルって叩くとでかい音でますよね?」
と思われたアナタ!
最近は便利なものがあるんですよ~!!!
Zildjian(ジルジャン)というメーカーのローボリュームシンバルセットが売られているのですが、これを取り付ければ自宅でもハイハットのオープン、クローズなど細かい動きの練習をすることが可能です!
『ローボリュームシンバル』というだけあって、本来のシンバルよりも驚くほど音が小さいので、これならギリギリセーフで使える人も多いのではないでしょうか?
お値段は『14ハイハットペア、16クラッシュ、18クラッシュライドのセット』だと約40,000円です!ちと高い(笑)
ちなみに音の大きさはこんな感じですよ⇓
スイープの練習ができない
電子ドラムは『メッシュパッド』になっており、スイープする時に使う「ブラシ」が使えないのです!!
※jazzは興味ないからスイープなんてしないという人はこの問題は解決ですね!
私の電子ドラムで練習できないか実験してみたのですが、ブラシがメッシュにつっかかってしまい、スイスイと動かすことができませんでした~(涙)
なので、段ボールなどで代用して練習してみましたが・・・やはり本物とは違いますよね!「もっと良い方法ないかな~」と悩んでいたところ、レッスンの先生から『スネア買っちゃえば?』と教えてもらったんです。
実際にスネアを使ってスイープの練習をしても、『スイープ』ってブラシを使ってスネアの表面をこすっているだけなので叩いた時のような大きな音がでる訳ではなく、全く問題ないんです!!
スネアも安いものであれば5,000円とかでも買えるそうなので痛い出費ではないですよね!
スネアを叩くと大きな音がでてしまうのでダメですが、ブラシを使ったスイープの練習なら小さな音しかしないので全然アリですよ~☆彡
アスウツが電子ドラムを手放した理由
とはいえ、これだけ電子ドラムを絶賛しておきながら『なんで売っちゃったの?』って話ですよね(笑)
もちろん愛用していたRolandの電子ドラムをずっと使い続けるのもありだったんですが、もっと生のドラムに近いものが欲しいなって思うようになってしまいまして・・・。
最近よくネットで調べているのは『リズムトラベラー』とか『traps』とか女子ドラマーの里英ちゃんが使っている『foldrum』とか・・・本物の生ドラムに近くてコンパクトなタイプ!
リズムトラベラーはこちら⇓
Traps Drumはこちら⇓
foldrum(フォルドラム)はこちら⇓
ある程度、ヘッドを張り変えたりすれば消音にできるので電子ドラムよりも生ドラムにより近い相棒が欲しいのです~!!
本当は、本当は、本物の生ドラムを自宅で叩きたいのですがねえ・・
こればっかりは防音室がないと、ちいと無理ですね。
アスウツが住んでいるのは田舎で両隣のお家もそれほど距離が近くないので、少しくらい音がでても大丈夫・・・・なはず(笑)
なので、電子ドラムが嫌だからとか、買って損したと思っているとかでは全くないのでご安心くださいね!!
電子ドラムは初心者さんにとってもオススメですよ~!
まとめ
いかがでしたか?
電子ドラムはいつでも自由に叩くことができて、初心者には本当にオススメです!
もし電子ドラムを購入しようか迷ったら、練習目的をはっきりさせることが大事ですよ。
最初、電子ドラムから始めて、上手になったらステップアップして生ドラムに近いものに乗り換えるというのもアリです!
電子ドラムしかないと思わずにもっと自由にドラムを楽しみましょう!!